手数料2.7%・即日振込で資金繰りを伸ばす「フリーウェイ請求書カード払い」完全ガイド

石井英治 請求書カード払い

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フリーウェイ請求書カード払いとは?

「フリーウェイ請求書カード払い」は、銀行振込を前提とした取引先への請求書をクレジットカードで決済できるBtoB向けサービスです。これにより、支払日からカードの引き落とし日まで最長60日程度キャッシュアウトを先延ばしでき、資金繰りを大幅に改善できます。初期費用・月額利用料が0円で、カード決済が発生したときのみ決済手数料2.7%(非課税)がかかるシンプルな仕組みも人気の理由です。フリーウェイフィナンシャル公式リリース

同シリーズのクラウド会計・給与・勤怠などと組み合わせることでバックオフィス全体のDXを推進できるのも特徴。振込代行を利用すれば、カード決済完了後、最短で即日(97.42%が即日振込実績)で取引先口座へ入金されるデータ連携が実現しており、中小企業・個人事業主の“資金を止めない経営”をサポートします。公式サイト

サービスの仕組み

1. ユーザーがWeb画面で請求書情報をアップロード
2. カードブランド(VISA/Mastercard/JCB)で決済を実行
3. フリーウェイが立替払いを行い、取引先へ振込を代行
4. カード会社の締め日に合わせてユーザーが後払い
という流れで、実質的に「あと払い」を構築。カードのポイントやマイルが貯まるメリットも享受できます。プレスリリース

  • 最短即日振込を実現する審査フロー
  • 銀行振込と同等の振込先自由度(国内全金融機関に対応)
  • クラウドサービス連携で仕訳を自動生成

料金・手数料

本サービスのコストは「カード決済手数料2.7%(非課税)」のみで、初期費用・月額固定費・振込手数料はかかりません。請求書1件あたりの決済上限は300万円(複数カード利用で上限引き上げ可能)に設定されており、大口取引にも対応します。公式リリース

決済後にカード側で分割払いやリボ払いへ変更すれば、さらなるキャッシュフロー改善も可能です。ただし分割・リボの手数料はカード会社所定となるため、導入前に社内の支払ポリシーと照らし合わせて確認しておきましょう。

利用メリット

  1. 資金繰りの安定化:支払サイトを実質延長し、仕入れや広告費に資金を回せる。
  2. 経理業務の効率化:カード明細が自動連携し、仕訳作業を削減。
  3. ポイント還元:決済額に応じてカードポイントが獲得でき、実質コストを圧縮。

特にポイント還元率の高いビジネスカードを併用すれば、手数料実質ゼロも狙えます。ユーザーの声として「手持ち資金を残したまま広告出稿量を3倍に拡大できた」といった導入効果が報告されています。公式導入事例

対応シーンと最新アップデート

2025年2月には社会保険料の納付機能が追加され、同年9月には労働保険料の納付にも対応。納付書をPDFでアップロードするだけでカード決済→即日立替が可能となり、人件費関連の負担期に資金ショートを防げます。労働保険料対応リリース

これにより、法人税や消費税など税公金の支払いも含め、経費・仕入れ・公共料金・保険料までをカード決済に一本化できる体制が整いました。経理担当者は出金管理をカード明細で一元チェックできるため、月次決算の早期化にも寄与します。

ユーザー数・取扱高の成長

サービス開始(2024年3月)から10ヵ月で月間カード決済額1億円を達成し、2025年6月には累計決済額10億円を突破。さらに2025年10月時点で導入社数1,000社に到達しています。累計10億円突破リリース導入1,000社リリース

背景には物価高・社会保険料負担増による中小企業の資金繰り難があり、無料・即時性・低手数料というサービス設計がマッチしたといえます。導入企業の約7割が法人、3割が個人事業主で、平均決済単価は約56万円と公表されています。

競合サービスとの比較

  • STORES ビジネスあと払い:手数料2.7~3.0%(税別)、1万円未満は別途300円とやや割高。期間限定キャンペーンで1.98%になるケースも。STORESリリース
  • Paidy請求書払い:30日後払いで手数料2.5%~(一部業種制限あり)。

決済コストが非課税で2.7%固定、即日振込率が高い点で「フリーウェイ請求書カード払い」は価格競争力と資金移動の速さが際立ちます。決済額が大きくなるほど、固定費ゼロ・非課税手数料の優位性が顕著になります。

導入手順

1. 公式サイトの「無料で申し込む」ボタンから法人情報・代表者情報を入力
2. 登記簿謄本や本人確認書類をアップロード(最短10分で審査完了)
3. 管理画面が開設されたら、請求書PDFをアップロードまたは手入力
4. 利用カードを登録し、決済金額を確定して実行
5. 取引先への振込完了メールを受領し、ステータスを確認
という5ステップ。クラウド会計「フリーウェイ経理Pro」を使っている場合は、ワンクリックで仕訳データを取り込めます。

審査落ちリスクを減らすには、代表者と法人の住所・設立年数・業種区分を正確に入力し、決算書や試算表を最新に更新しておくことが推奨されます。

留意点・注意事項

・カード利用枠を超える高額支払いは実行不可。限度額の一時引き上げ申請が必要です。
・振込依頼は平日15時までに決済が完了しないと翌営業日扱いになる場合があります。
・カード明細には「F-WAY」などの略称が表示されるため、事前に経理部へ共有しましょう。
・クレジットカード会社側の審査結果により、分割・リボが利用できないケースがあります。

これらの注意点を理解し、支払いサイクルをスプレッドシートで管理するなど内部統制を整えておくと、導入効果を最大化できます。

まとめ

フリーウェイ請求書カード払いは「無料・低手数料・即日振込・税公金にも対応」という4拍子そろったBtoBカード決済サービスです。社会保険料や労働保険料までカバーし、資金繰り改善とバックオフィスDXを同時に推進できます。導入企業1,000社・累計決済額10億円突破という実績が示すとおり、物価高時代の中小企業にとって強力なキャッシュマネジメントツールとなるでしょう。まずは公式サイトから無料アカウントを開設し、自社の資金繰りシミュレーションに組み込んでみてはいかがでしょうか。

記事ライター

石井英治

資金調達アドバイザーとして企業・個人の資金繰りのサポートを行う。モットーは「資金調達は安全で信頼できるサービスを選べ」。業界歴25年。
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